菓子パンと担々麺

長文で書きたい思ったこと。19歳。

自我とは

 大学生活は高校生活よりも各人各様になりやすいと思う。

 昨日、高校同期と会った。彼女は某私立大学のテニスサークルに所属し、いわゆる”陽キャ”な大学生活を送っている。サークルが忙しく、また同期とも良く遊んでいるらしい。(それに対して私は断じて陽キャではない。陰キャである。休日は一人でゲームとアニメに明け暮れるタイプのヲタクである。)

 しかし彼女は遊ぶだけの大学生活に嫌気がさし始めたと言っていた。確かに彼女は社交的で、常に周りに人がいる子だったけど(むしろなぜ彼女が私と仲良くしているかがよくわからない。)、根は真面目だったと思う。わたしのニート生活と足して2で割れればいいのにねと笑っていた。

 かく言うわたしもニート生活に嫌気がさし始めて、友達と遊んだり、家庭教師を始めたりしている。しかしそれでも虚しさは消えない。どうしてなんだろう。

 いや、原因はだいたいわかっている。大学に入ってから勉強で成果を出すことが難しくなったから。流石に高校までに全教科高得点は無理だし、何かひとつで秀でられるところを見つけられればいいがそれが見つからない。それは多分医学でなくてはならないのだろうけど、医学はまだ始まらないし…生物でも頑張るかと思うが生物も良くわからない。得意だった英語に対する自信もどっか行った。

 やっぱり大学一年生っていうのはこれまで高校時代に仮に確立して置いてあったアイデンティティっぽい何かを一回壊して再構築する時期ではないかと思う。幸い私は一年の間はあくせく成績をとる必要はない。(単位は取らなくてはならないが。)だからゆっくりと勉強しながらいろいろ考えていこうと思う。このブログもその一環にできたら嬉しい。